健康保険・厚生年金保険・雇用保険の資格取得届を提出したところ、取得日が間違ってました。どうやったら訂正できますか?
そんな悩みにお答えします。
資格取得届の提出を終えてから、実は入社した日が違っていたなんてことはありませんか?
今回は、資格取得届を提出したあとに訂正する方法を解説します。
健康保険・厚生年金の資格取得日訂正
健康保険・厚生年金の訂正は「健康保険・厚生年金取得届を訂正届として届出します」
手順は以下のとおりです。
- 上の方に赤文字で「訂正届」と書く
- 「正し取得日を黒」、「間違っていた取得日を赤」で記入
- 備考「その他」に赤文字で「誤っていた理由」を書く
また、健保組合に加入している場合は健保組合によって対応が異なるため、上記で解説した届出で対応できない場合があります。
例えば「健保組合独自の訂正届がある」「取得日が証明できる証明書のコピーを添付する」などです。添付書類には、雇用契約書などがあります。
なお、すでに従業員本人に健康保険証を渡してしまった場合は、本人から保険証を回収したうえで訂正届を提出しましょう。
雇用保険の取得日訂正
雇用保険の訂正は「雇用保険被保険者に係る届出 訂正 ( 取消 ) 願」をハローワークに提出します。
記入例は下記の通り。
ポイントは、「訂正するところだけ書く」です。
この例でいうと、日付が間違っていたので、⑧の「被保険者となった年月」のみ記入して提出します。
また、在籍期間を証明する書類として、出勤簿や労働者名簿を求められる時がありますので、管轄のハローワークに問い合わせてから届け出ましょう。
まとめ
取得年月日を間違えると、健康保険証を差し替えや社会保険料の徴収月が変更などが発生します。
入社日をよく確認したうえで申請しましょう。
以上、担当者様のお役に立てると幸いです。
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