こんにちは、社労士のキタです。
初めて厚生年金の書類を作成したけど、どこにどうやって提出するのかわからないと悩んでいませんか?
今回は、厚生年金の書類の提出先や郵送方法、電子申請のやり方を解説します。
結論からいうと下記の通り。
- 提出先:日本年金機構事務センター
- 郵送:送付状を同封して送付
- 電子申請:ソフトをインストールして送信
「もう少し詳しく教えて!」という方は続きご覧ください。
厚生年金書類の提出先
厚生年金の書類は「日本年金機構事務センター」に提出します。
注意していただきたいのは、管轄の年金事務所ではないということです。
現在はほとんどの書類が事務センターで受け付けられているので、間違って管轄の年金事務所に送らないようにしましょう。
自分の会社がどこの事務センターに送っていいのかわからないという方は下記のリンクから探してください。
事務センターは都道府県ごとに分かれています。

協会けんぽに加入している場合は、資格喪失届と一緒に健康保険証も日本年金機構事務センターに提出します。
厚生年金書類の郵送方法
厚生年金書類の郵送先は会社がある都道府県の日本年金機構事務センターです。
郵送する場合は下記のことに注意しましょう。
- 送付状を同封する
- 本紙をコピーした控えを同封する
- できるだけ特定記録や簡易書留などの記録付郵便で送る
送付状を同封する
送付状は基本的に同封するのが通常です。
特に枚数が多かったり、いろいろな種類の書類が入っている場合は、送付状があることで事務センターの担当者が処理しやすくなります。
サンプルを用意しましたので、手元にない方はお使いください。
本紙をコピーした控えを同封する
強制ではありませんが、本紙のコピーを同封することをオススメします。
本紙のコピーを同封することで、受領印が押されて控えとして日本年金機構から返送されてくるからです。
控えは、決定通知書が届く間の受領証明として取っておくとよいでしょう。



返信用封筒を同封しなくても、返送してくれます。
できるだけ特定記録や簡易書留などの記録付郵便で送る
こちらも強制ではないですが、郵送事故を防止するため、できるだけ記録付郵便で送る方がよいです。
厚生年金の書類には基礎年金番号の代わりにマイナンバーを書く場合があるからです。
マイナンバー書いて提出する場合は、書類の機密レベルが高くなります。特定記録や簡易書留などで郵送するようにしましょう。
厚生年金の電子申請
厚生年金書類の提出方法として、電子申請で手続きする方法もあります。
電子申請だと、郵送代がかからず郵送時間もかかりません。
在宅でも手続きができるので、抵抗がなければオススメします。
現在、電子申請には「e-Gov」と「GビズID」の2つのシステムがありますが、正直言ってどちらを使ってもかまいません。
詳しいことは下記の記事で解説しています。


まとめ
厚生年金の書類は日本年金機構事務センターに提出します。
郵送の際は、送付状や本紙のコピーを同封して、控えとして返送してもらいましょう。
郵送代や郵送時間をかけずに手続きを行いたい場合は、電子申請がオススメです。
電子申請をするとこで24時間いつでもどこでも申請ができるようになります。
在宅で作業する場合は電子申請にしたほうが良いでしょう。
また本サイトでは無料の書類テンプレート集を用意しています。
よろしければ下記のリンクをクリックしてください。


以上、厚生年金書類の提出方法についてでした。
お役に立てると幸いです。



